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筑前琵琶 橘流 日本橘会
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ごあいさつ
橘 旭帝 次期家元

筑前琵琶 日本橘会 次期家元/副会長 橘旭帝

琵琶の歴史をひも解くと、その起源は1300年前の奈良時代に遡ります。そして筑前琵琶の起源は、古史料にある様に平安時代、最澄の比叡山 根本中堂建立に協力した橘玄清法印が開祖であり、初代 橘旭翁、橘旭宗 一世を経て、現在まで引継がれています。

私たち現世代では世界がグローバル化すると共に、戦争、テロ、核問題などの様々な問題に直面している今日、「和」「なごみ」の心が渇望され、文化の果たす役割はますます重要になっていると実感しております。

本会はこれまでにも多様な公演、演奏活動を行い、幅広く楽しんでいただく機会を設けつつ、琵琶楽の普及、発展に取り組んでまいりました。

日本古来の伝統芸術であり、『物語を語りかける音楽』である琵琶が、千三百年の時を超えて蘇り、その美しい音色と表現が「想いの伝達」として、折に触れてみなさまの心に響く、優美なひと時を感じていただければと思います。

橘 旭宗 一世が確固たるものとした橘流の流儀を着実に伝授継承し、会員一同、これからもその技芸における、更なる質の向上と後進の育成に努め、琵琶を通して日本文化、芸術の発展に貢献してまいりたいと思います。

アクセスしていただいた方々のお一人おひとりが、このサイトを通じて琵琶を正しく理解して頂き、より親しんでいただけます様、少しでも役立つことができればと念じております。



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