筑前琵琶の起源、源流は、奈良時代まで遡り、766年に九州筑前に生まれた橘玄清が開祖です。
開祖以来、1200年の歴史を持ち、その後も橘家代々に渡って引き継がれ、明治時代に橘玄清の子孫である初代 橘旭翁によって、楽器としての「筑前琵琶」が創始されました。当初の筑前琵琶は四絃ですが、その後に初代
橘旭翁と実息子の橘旭宗 一世が、四絃を改良して五絃琵琶を創作し、特許を取得しました。
初代 橘旭翁の逝去後、橘旭宗 一世は筑前琵琶存続と伝承の為、27歳にして「筑前琵琶 橘流 日本橘会」を設立しました。
本会は、橘旭宗 一世が創始せる、筑前琵琶 橘流 日本橘会の卓越せる琵琶芸術の普及伝承と繁栄、後進の育成を図ると共に、日本音楽としての邦楽の芸術性を高め、且つ、日本文化、芸術の向上、発展に貢献しています。
先人が築き上げた伝統流儀を正しく受け継ぎ、それぞれが日々芸の研鑚に励み、演奏、教授活動などを通じて、邦楽の普及・振興に努めています。
<年間事業・活動>
- 全国演奏大会
- 競演会
- 名曲鑑賞会
- 各支部演奏会
- 会報刊行
- 関係団体演奏会、他
|
|